九州発の格安SIM会社であるQTモバイルですが、ほかの会社と比較してどのような点がメリットでデメリットとなっているのでしょうか。
この記事ではQTモバイルのメリットデメリットに関してお伝えしています!
QTモバイルは九州発の格安SIM会社
QTモバイルどんな会社なのか気になるところでしょう。
結論から言えば、安心して使える格安SIM会社と言えるでしょう。
なぜなら、QTモバイルは、九州電力グループである通信会社QTnetの事業の1つであるからです。
会社名 | 株式会社QTnet |
所在地 | 福岡市中央区天神一丁目12番20号(本店) |
代表者 | 代表取締役 社長執行役員 岩﨑 和人 |
資本金 | 220億2000万円 |
株主 | 九州電力株式会社(100%) |
UQモバイルと関係ある?
よく間違える方もいるのですが、QTモバイルとUQモバイルは、両方とも格安SIMを取り扱っていますが、全く別の会社です。
- QTモバイル…九州電力のグループ会社が運営
- UQモバイル…携帯電話会社のauと同じくKDDIグループ会社が運営
QTモバイルのテレビCM
主に九州地方で放送されているQTモバイルには俳優の阿部寛さんも登場しています。
QTモバイルの6つのメリット
QTモバイルの5つのメリットは
- 2Gプランなら990円(docomo回線)と安い
- データ容量の変更が簡単
- 回線が3つ用意されている
- かけ放題のオプションがある
- そのほかにもオプションが豊富にある
という5点になっています。
それぞれについて詳しく解説していきます。
2GBプランならドコモ回線が990円と安い
QTモバイルはほかの会社に比べて2GBの料金プランが990円とかなり安くなっています。そのためほかの格安SIM会社に1年後乗り換えるのが苦ではない!という方におすすめの格安SIM会社となっています。
回線が3つ用意されている
QTモバイルにはDタイプ、Aタイプ、Sタイプの3つの回線が用意されており、それぞれ使っている回線がdocomo、au、SoftBankとなっています。
そのため各社から乗り換えたときに、SIMロックにかかることなく以前の端末を使い続けることができます。
各社で違う点はデータ容量の追加金額なので、大手キャリアを契約していた方はそれぞれのプランを契約すると手間が省けます!
ドコモ回線(Dタイプ)
docomoの回線を利用しておりAndroidやiPhoneを問わず、そのままの端末を使うことができます。
データ容量の追加は100MBあたり220円必要です。
au回線(aタイプ)
auの回線を利用しておりAndroidやiPhoneを問わず、そのままの端末を使うことができます。
データ容量の追加は100MBあたり165円必要です。
ソフトバンク回線(Sタイプ)
Softbankの回線を利用しておりiPhoneのみそのままの端末を使うことができます。
データ容量の追加は100MBあたり220円、500MBあたり990円、1GBあたり1760円が必要です。
そのためAndroidは別のプランにするか要検討する必要があります。
データ容量の変更が簡単
QTモバイルでは、タイプを問わずに月1回だけ無料でプランの変更が可能です。(1GB→3GBなど)
ただし25日までの変更だと翌月、26日以降の変更だと翌々月からの変更になる点に注意が必要です。
かけ放題のオプションがある
QTモバイルには10分かけ放題と無制限かけ放題という2つのかけ放題プランが存在しています。これは、「QTモバイル電話」というアプリから電話をかけることで通話料金が無料になるオプションサービスです。
なお、かけ放題は、国内通話が対象になります。
かけ放題プラン | 月額料金 |
無制限かけ放題 | 2,750円 |
10分かけ放題 | 935円 |
オプションが豊富!
かけ放題以外にも端末保証サービスやフィルタリング、国際電話や留守番電話プラスという通常の留守番電話より多くのメッセージを記録することができるプランなどが用意されています。
オプション | 内容 | 料金 |
端末補償サービス(ワイド) | QTモバイル端末、他店で購入した端末の修理・交換を行う | 月額550円 |
安心フィルタリング | 有害なサイトなどから子どもを守るサービス | 月額385円 |
スマホ安心サポート | データ保護や遠隔サポートでトラブルがあっても安心 | 月額330円 |
QTモバイルアプリ | 通話料金がお得になるQTモバイル公式アプリ | 無料 |
スマート留守電 | 留守電の内容が音声と文字でも届く | 月額319円 |
そのため「今まで大手キャリアで契約していたけどそれに近いプランが欲しい!」という方もご自身で選択することで、今まで通りかそれ以上のサービスを受けることができます。
>>QTモバイルの公式サイトはこちらQTモバイルの4つのデメリット
QTモバイルのデメリットとしては、下記の4つです。
- 通信制限が厳しい
- 通信速度を変更することができない
- 実店舗が九州にしかない(使用は日本全国で可能)
- 支払いは原則クレジットカードのみ
通信制限が厳しい
QTモバイルで通信制限に引っかかってしまうと200kbpsという非常に低速な回線を使用することになってしまいます。
そのため外出先や隙間時間に動画などを見る人は、初めから多めの料金プランに入ることをおすすめします。
通信速度を変更することができない
ほかの格安SIM会社では高速通信と低速通信を切り替えることができる会社もありますが、QTモバイルでは通信速度を変更することができません。
2020年2月17日以前はDタイプのみできましたが、アプリの配信が終了したためこの点は要注意です。
店舗は九州に限られる(利用は全国可能)
QTモバイルは日本全国で使えますが、店舗で契約したいととなると、店舗は九州に限られてしまうことです。
しかしながら、電話での問い合わせなどは全国どこにいてもできますので、このあたりは気にならなくなるかもしれませんね。
料金の支払いは原則クレジットカードのみ
QTモバイルの支払いはクレジットカードのみとなっています。クレジットカードを持っていないという方は、まずはクレジットカードを用意するようにしましょう。
クレジットカードには様々ありますが、年会費無料で持てるカードもたくさんあります。
ただし、BBIQ会員のみ口座振替が可能
QTモバイルと同じグループ会社でインターネット回線サービスを提供しているBBICを利用している会員であれば、口座振替で支払いができます。
支払い方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
QTモバイルのメリット・デメリットのまとめ
以上の点がQTモバイルのメリット・デメリットとなっています。
格安SIM会社を契約するときはオプションの充実さで選ぶ方にはおすすめの会社となっていますのでぜひご検討ください!
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