ソフトバンクでスマホを契約しているとよく通信量が余ってしまうことはありませんか?
特にスマホをよく使う人でも50GBも使い切ることは難しく、もう少し少なくて安いプランはないものかと考えてしまいます。インターネットで調べてみるとソフトバンクと同じ回線のワイモバイルに、よさそうなプランがありました。
そこで今回は格安スマホで話題のワイモバイルに乗り換えてみると「いくらぐらい安くなるのか?」という解説をします。
ワイモバイルって、ソフトバンクの会社?違う会社?
あなたはワイモバイルって知っていますか?
ワイモバイルはもともとイー・アクセスと呼ばれる携帯会社で、2014年にウィルコムと合併してワイモバイルになりました。その後ソフトバンクと業務提携をおこない、今のワイモバイルとなります。
今のワイモバイルはソフトバンクと業務提携した格安スマホ会社となり、ソフトバンクとは別の会社になります。しかし回線を借りていたり、一部サービスを使えたりともっともソフトバンクに近い格安スマホ会社となります。
ワイモバイルに乗り換えるメリットとは?
そもそもソフトバンクからワイモバイルに乗り換えるメリットはどれぐらいあるのでしょうか?
そこで料金以外のメリットも含めて乗り換えたときのメリットをまとめてみます。
料金が安くなる
最初のメリットとして料金が安くなることです。実際のモデルケースを比較してみます。
例: ウルトラギガモンスタープラス+準定額オプション 3,980円(税抜)
(通信量50GB、1回5分以内の国内通話が無料、特定のSNSの通信に通信量がかからない)
一般的な通信量として7GB、1回5分以内の通話オプションをつけたケースを想定しています。また特定SNSはツイッター・インスタグラム、ユーチューブ等が対応しています。
今回の比較の場合、実際に1ヶ月に使う通信量は10GB程度なので完全に過剰な通信量となります。しかし2GBの次は5GBより50GBのほうが料金が安いのでこちらのプランを選択しています。しかし実際に使う通信量は10GB程度で考えます。
ではワイモバイルの場合どうなるでしょうか?
例: スマホベーシックプランM 2,480円(税抜)
(通信量12GB、1回10分以内の国内通話が無料)
ソフトバンクには特定SNSの通信に通信量がかからないというオプションがありましたので、少し多めの12GBで考えます。この条件でほぼ同じような利用ができると考えます。
結果としてソフトバンクからワイモバイルに乗り換えると料金は1,500円も安くなることが分かります。年間で18,000円も安くなり、お得であると言えるでしょう。
(※上記であげたプランは契約条件によって料金が異なる可能性があります。詳しくは各社の公式ウェブサイトで確認ください。)
ソフトバンクの回線は継続で使える
次のメリットとしてソフトバンクからワイモバイルに乗り換えた場合でも、回線はソフトバンクのままであることがあります。そのためソフトバンクが誇る全国50万以上のWi-Fiスポットを使えます。
これで出先でダウンロードしたり動画を見たいとなったときも、今までのようにソフトバンクWi-Fiスポットを使えて安心です。
Yahoo!プレミアムも無料のまま使える
さらにメリットとしてソフトバンクのころ同様にYahoo!プレミアムが無料になることがあります。Yahoo!プレミアムとはYahoo!ショッピングやLOHACOなどで、ネットショッピングをする際にお得になる会員サービスです。
Yahoo!プレミアム会員の場合ポイントを多くもらえたり、雑誌や漫画が読み放題になるなどの特典があります。 Yahoo!プレミアム会員は通常は462円(税抜)かかりますが、ワイモバイルも契約すると無料で使うことが可能です。
ソフトバンクからワイモバイルの乗り換え手順を解説
では実際にどのように乗り換えればよいのでしょうか。今回は手元にある本体をそのまま使うときの、実際の流れを見ていきます。
- STEP1:ワイモバイルと契約をする。
最初にワイモバイルと契約をおこないます。その際ソフトバンクからの乗り換えであることを伝えることで、お得な本体割引を受けることができます。もし新しい本体にする際は必ず伝えるようにしましょう。
- STEP2:ソフトバンクとの契約を解除する。(ネット契約限定)
次にソフトバンクとの契約を解除します。ワイモバイルの店舗で契約した際は店舗側が同時にやってくれるので特にやることはありませんが、ネットで契約をした際は直接ソフトバンクショップにて契約を解除する必要があります。窓口で契約解除を伝えるだけですので、あとは案内に従っていくだけです。
- STEP3:SIMカードを差し込む(ネット契約限定)
最後に送られてきたSIMカードを本体に差し込み完了となります。
難しそうに見えて意外と簡単だったりするので、不安な方もぜひ挑戦してみてください。
実際に乗り換えるときの注意点
最後に実際に乗り換えるときに注意すべき点をまとめます。
Point 更新月に注意
実際にソフトバンクと契約していて乗り換えをする人は、契約の解除タイミングに注意が必要です。
なぜならソフトバンクには2年縛りと呼ばれる契約月が指定されており、更新月以外で契約を解消すると違約金が発生するからです。現在は国からの要請もあり違約金は大幅に安くなってますが、それでも無駄な費用には変わらないので更新月に乗り換えることをおすすめします。
一般的な契約の場合、2年縛りとあるように契約から24か月後が更新月になります。
Point 大容量の通信プランならソフトバンクのほうがよい
またワイモバイルに乗り換える際は、ソフトバンクのときに1ヶ月に通信量をどれくらい使っていたか確認することをおすすめします。よくある話でそんなに使っていないと思って乗り換えた人が月の途中で通信規制になったという話があります。
ソフトバンクのプランが50GBという使い切れないほどの通信量のため、あまり通信量を意識せずに使っている人が多いからです。そのため12GBで収まらないかもという人は、無理に乗り換えないほうがよいこともあるので注意が必要です。
まとめ
今回実際に乗り換えてみると月間1,500円、年間18,000円も安くなるとの結果です。 ソフトバンクのころと特に大きな変更もなく、料金だけ安くなるためとってもおすすめです。
あなたのスマホ選びのお役に立てたのなら幸いです。